子どもをそばで見ていると、どんな大人になるのか楽しみな親は多いでしょう。わたしたちもです。
自分のやりたいことができる人になってもらいたいよね
お金にこまらないよう生きてほしいなぁ
その一つの考え方としてユダヤ人の教育について興味を持ちました。ちなみにこの場合のユダヤ人とは人種を問わずユダヤ教徒のことを指しています。
ユダヤ人は約1460万人(Jewish Virtual Library 2018)いるとされています。ほとんどがイスラエルとアメリカに住んでいて、有名な人だと映画監督のスティーブン・スピルバーグさんやマクドナルド創業者のレイ・クロックさん、Facebook創業者(つい先日社名をメタに変えましたね)のマーク・ザッカーバーグさん、Google創業者のラリー・ペイジさん、ユダヤ系企業でいうとスターバックスやGAPもなんですよ。(キリストやアインシュタインもユダヤ人だったとか)
ユダヤ人は全世界人口の0.2%未満(2018年統計参考)しかいません。でもノーベル賞受賞者が全体の20%もいるということが驚きです。なにがいいたいのかというと…
ユダヤ人すげぇ
そこで子どもの教育について関心のあるあなた、柔軟な発想と継続力が培われるユダヤ人の考え方について子どもと話し合ってみるのはいかがでしょうか。
この記事を最後まで読むとユダヤ人の教育が子供に及ぼす影響を知ることができたり、子どもともっと話し合う時間が増えますよ。
ユダヤ人の成功哲学『タルムード』金言集はざっくりこんな本
お金とラッキーを引き寄せるユダヤ5000年の叡智(えいち)がのぞける。
ユダヤ人社会の土台をなす口伝律法(くでんりっぽう)、つまり教えてもらった話をだれかに話して伝わってきた「タルムード※」由来の37の小話を、国際弁護士でユダヤ教に改宗した著者:石角 完爾(いしずみ かんじ)さんが紹介し、今の世界の状態にあてはめて解説しています。人が生き残るための大切な考え方が書いてあります。
※タルムードは、モーセが伝えたもう一つの律法とされる「口伝律法」を収めた文書群である。6部構成、63編から成り、ラビの教えを中心とした現代のユダヤ教の主要教派の多くが聖典として認めており、ユダヤ教徒の生活・信仰の基となっている。
ウィキペディア
こどもと話し合いたい厳選小話4つ
愚かな農夫
この話は、みんな違ってみんな良い!だから得意なことを伸ばそうよって話だと受け取りました。
同じように見えることもあるけど違うんだよ、育ってきた環境がちがうから好き嫌いもいなめないし、No.1よりもともと特別なOnly oneてことでしょう。そしてその個性を存分に発揮できるように環境を整えることができるのが親なんじゃないでしょうか。
二人の乞食
この話は、人がどうすれば動いてくれるのかを教えてくれているのだと受け取りました。
なんであの人はお金に困っていないのか
なんで人気があるのか
なんで自分のしたいことができているのか
なんで、なんで、なんでという疑問を持ち自分で考え続ける(もちろんいろんな人に助けてもらいながら)ことの大切さを伝えたいですよね。
小魚と水
この話は、目に見えるものだけでなく見えなくても自分にとって必要なものがあることを教えているのだと受け取りました。
ひとによって実は見えているものやセカイは違っているのかもしれません。ついみんな同じものが見えていると思いこんでしまいますよね。うちの子はよくなにもないところをじっと見ているなという経験はありませんか。パートナーと同じものを見ているはずなのに「そんなのあったっけ?」と言われたことはありませんか。もしかするとあなたには見えないものやセカイを楽しんでいるのかもしれません。(一応言っておきますが、スピリチュアルな話ではないですよ)そしてそれは自分以外には大切なものかもしれませんね。でも小魚と同じように一度別の環境にならないと気づかないのかもしれませんけどね。チャレンジすることも大切です。
難破船の3人の乗客
この話は、何かを決断するときにどこまでが自分にとって大丈夫なのか確認しようねって話だと受け取りました。自分のやりたいこととそれによって起こる可能性のある良くないことを自分の頭で考える。そして最悪の場合どうすればいいのか事前に用意しておく。もちろん最悪のことは起こらないように気をつけるのが大切ですよね。
まとめ
いかがだったでしょうか、わたしは両学長のYoutubeチャンネル(リベラルアーツ大学)を通じてユダヤ人の成功哲学『タルムード』金言集という書籍を知りました。今はまだ子どもが小さいので読み聞かせです。しかし夫婦ではたまにディスカッションしています。否定するのではなく相手と自分の考え方を知り、方向性を確認するのに役立っています。みなさんも収録されている小話について「子どもやパートナーはどう受け取り考えたのか」を話し合ってみてはいかがでしょうか🕊
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